2015年1月19日月曜日

喜劇William Shakespeare’s Twelfth Night


William Shakespeare’s Twelfth Night Retold by Bruce Coville & Illustrated by Tim Raglin
Dial Books. ISBN: 0-8037-2318-0

シェイクスピアよる喜劇です。Bruce Covilleの高学年児童向けの書き直しですが、同じ作家でも、コンビを組んだイラストレーターにより、ずいぶんと、本の感じがかわるものだなと感じました。こちらのTwelfth Nightは、難破した船から助かった男子と女子の双子の女子が、男装し、男性として、王の元での仕事につき、王に一目ぼれするのですが、王の恋の手助けのため、身分の高い女性の元につかいに出され、その女性にひとめぼれされ、と、この人は、この人が好きで、でも、この人はこの人が好きで、という、こんがらがった恋が、最後には、めでたし、めでたしで、みな、うまくおさまるお話です。悲劇の作品から読み始めたシェイクスピアですが、軽快なテンポで、思いがけない展開をみせるシェイクスピアの喜劇も、明るく、楽しい読み物でした。


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