2014年12月14日日曜日

絵本で古典英文学入門


英文学史を勉強し直すことも、来年の読書の一つに挙げているのですが、古典の詩は、難しいです。昔の英語というだけではなく、韻というか、音の美しさを楽しむとか、一節の区切り方とか、日本の詩でいったら、倒置法とか、そんな感じの表現技法の決まりも未知の世界だし、英語を母国語としない私には、どこがそんなにいいものやら???という感じで。大人向けの専門書のようなものでは、なかなか、入っていけなかったのですが、Juvenile Nonfiction高学年児童むけのPoetry for Young Peopleのシリーズをみつけ、一挙に、世界が拓けたように感じました。絵本の形式で、英文学専門の大学教授によって編集され、詩人の略歴が紹介され、幾つかの詩集から抜粋された詩の一つ一つに、短い紹介文と詩に用いられるような特殊な単語などの現代同意語が添えられていて、簡単な古典の詩の入門書のような作りになっています。児童書からとっつきにくい古典へも馴染みやすくなりそうです。



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