2014年6月22日日曜日

アメリカ旅行安全対策

その1:ハイキング中などの防犯

もうすぐ、夏休みということで、アメリカへの旅行を計画されていらっしゃる方も、いらっしゃいますでしょうか?私も、イエローストーン国立公園に出かけたばかりのところで、今の時期、熊に注意ということで、熊対策用に、bear sprayとbear bellを用意したりと、野生動物との事故への備えばかりが、頭にあったのですが、イエローストーン国立公園からの帰りに一泊したホテルで、一般向けに開講されていた、護身術の講師として出張中という、現役の警察官の方とお話する機会があり、日本から、アメリカに訪問する予定の方にも、アメリカでは、そのくらい、注意が喚起されているんだということで、ご紹介できればと思いました。アメリカで生活していると、安全に対する注意が、桁はずれですね。あまり、神経質になってもとは思いますが、アメリカで、事故に遭わない対策の一つとして、ご参考までに。

まず、警察官の方からの実例では、2-3年前に、国立公園内で、実際にあった事故の例のお話だったのですが、女性2人が、それぞれの馬に乗って、ハイキングコースを散策中、一人の女性の馬の後ろから、ナイフを持った男性が、飛び乗ってきて、女性をはがいじめして、ナイフで、切り付け出したということだったのですが、 ここで、警察官の方から、こういう状況で、皆がおこす、一番の間違いは、何でしょう?という質問で、
自分の車に向かって、逃げ出して、自分の車で、逃げようとすることだということでした。
車に監禁されて、逃げ場を失うことが一番危険ということで、
殺人までに至った不幸な例は、どれも、車に逃げ込んだものだということです。
それで、この国立公園内で事故にあった実例の女性達も、どうやって助かったかというと、
一人の女性が、近くにあった石を拾って、それで、犯人をなぐりつけて、犯人が、逃げて行ったということなのですが、
警察官の方曰く、とにかく、fight back。護身用具を持っていない場合には、石など、近くにあるものを、すばやくみつけて、fight backするようにとのことです。 ハイキングコースへは、一人では入らないということは、野性動物に遭遇する危険を踏まえたうえでも、避けるようにといわれていることですが、野生動物対策以外でも、人気のないところに入る時には、前方だけではなく、自分の回りの360度すべてに気を配るなど、安全のチェックも大切ですね。Unfortunatelyということで、誰でも入れる国立公園などでは、どんな人がいるかわからないというぐらいの注意も必要ということです。
それで、大丈夫かな?ということで、ハイキングコースなどに入ることに、しり込みばかりで、せっかくの旅行が、100%満喫できなくても、残念かと思いますが、国立公園(national park)には、ranger programsというのがあって、主な観光スポットには、rangerのガイドによる色々なtourが用意されていることがあります。有料であったり、無料であったり、予約が必要であったり、予約は必要なく、決められた時間に、指定の場所に集合すれば、参加できたりと、色々ですが、個人旅行で、国立公園に訪れている場合には、こういった、ranger programsに参加するのも、安全に見て回れる方法かと思います。Rangerの説明を聞いたり、色々な質問ができて、勉強になることもありますし、色々な観光客の方との出会いもありますし。
国立公園のranger programsは、たとえば、イエローストーン国立公園(Yellowstone National Park)のranger programsと検索すると、開催されているprogramsが、閲覧できます。



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