2013年6月2日日曜日

洋書:A Cup of Comfort for Parents of Children with Special Needs


洋書:A Cup of Comfort for Parents of Children with Special Needs: Stories that Celebrate the Differences in Our Extraordinary Kids 

先日ご紹介した、A Cup of Comfortのシリーズの、今回は、身体的、または、知的障害を持つお子供さんをおもちの親御さんの手記を集めたものを、読んでみました。
本に入る前に、言葉についてですが、私は、日本を離れて、ずいぶん経ってしまうので、昔使っていて、今では、使ってはいけない言葉を使ってしまったりするか、ちょっと心配なのですが、現在でも、特殊学級という言葉で、いいのでしょうか?英語だと、special educationになりますが、障害という言葉については、disableという言葉以外に、physically challengingとか、こちらの本の題名にある、special needsなど、障害者の方の立場に立った言葉が、どんどん、使われるようになっていて、Guide to Disability Languageなどを、ウェブサイトでも、検索できるかと思います。
さて、本書を読んでですが、障害って、とても、いろいろな状態があるのですね。
こちらの本を読んで、初めて知ることが、ほとんでした。
そして、知らずに、誤解してしまったりということが、結構あったりするのかな?と、思ったのですが。たとえば、騒いでいる子供をみて、単純に、言うことを聞かない困ったちゃんとか、親御さんの躾は、どうなのかな?って思ってしまったりとか。脳に障害があったり、とか、何か、原因があったりということもあるんだ、と、こちらの本を読んで、何も知らずに判断してはいけないなと、私は、こちらの本を読んで、すごく、視野が広がったように感じました。人については、non-judgmentalで接しなくちゃいけないんだなって。
何か、障害をお持ちのお子さんの親御さんにとっては、なかなか、同じような経験をしている方を見つけにくいなか、こちらの本を読むことで、me toと、自分一人ではないんだという話をみつけることができたり、アメリカでの障害の治療や対策などで、参考になることがあればといいなと思っております。

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