2012年3月25日日曜日

洋書:From Seed to Skillet


洋書:From Seed to Skillet: A Guide to Growing, Tending, Harvesting, and Cooking Up Fresh, Healthful Food to Share with People You Love
著者:Jimmy Williams and Susan Heeger

アメリカでは、園芸が得意な方を、green thumb緑の親指を持っていると言いますが、以前住んでいたカリフォルニアでは、green thumbがなくても、園芸に最高の気候というかんじで、りんご、桃、プラム、ぶどう、梨、柿、さくらんぼ、レモン、などの木が、あっという間に自分の庭で育って、おいしい!という実がたわわになって、色々な種類の野菜も、採れすぎて困ってしまうくらい、収穫できていました。春の、フリージア、チューリップ、水仙、パンジー、ばら、などから咲き出して、夏の、グラジオラス、葵、インペイシェント、ゲラニウム、などなど、数え切れないくらいの花が咲き、切花を買うことがなくなってしまうくらい、お花も、庭いっぱい、咲かせることができました。
そんな気候のカリフォルニアでの生活で、私も、毎日、土いじりに親しんでいたのですが、コロラドに引っ越してきてからは、green thumbが、すっかり、抜け落ちてしまったような、毎夏、悪戦苦闘の園芸です。と、いうか、もともと、あまり、何も知らず、カリフォルニアの気候に、ラッキーしていただけかもなのですけど。コロラドは、まず、土が悪くて、水不足で、夏もそれほど長くなく、ものすごい強風が吹いたり、突然、雹が降ったり、ものすごいカンカン照りすぎて、葉が茶色になってしまったり、と、園芸泣かせなのですが、今までのやり方も悪かったようで。先日、3月23日にご紹介した、洋書雑誌:Backwoods Home Magazineで、現代版の大草原の小さな家のような生活のhow toに触れて、今年は、もう少し、自家菜園に力を入れてみようかなということで、参考にしているのが、洋書:From Seed to Skilletです。私は、自給自足の生活の経験があるというだけで、WOWと思ってしまうのですけど、こちらの洋書:From Seed to Skilletの著者、Jimmy Williams氏も、12人兄弟の中で育ち、自分達で食べ物を育てることは、必要なことだったということで、Jimmy Williams氏のおばあさまと一緒に野菜を種から育てることで、野菜作りを、学んだということです。共著の、Susan Heeger氏は、以前、Martha Stewart Living の記者だったということなのですが、そのためか、こちらの本は、とても読みやすくて、写真も美しくて、Martha Stewart Livingの雑誌を見ているような、素敵な構成にしあがっています。内容は、自分の生活している地域の気候を考えて、計画を立てることから始まり、種の選び方、豊かな土の準備、野菜を植える花壇の作り方、野菜の育て方、育てることをお勧めの野菜、ハーブ、果物、そして、自家製菜園から収穫した野菜を用いた、スープ&シチュー、添え物、メインのお料理、パン&デザートのレシピとなっています。
私の家でも、今日から、家庭菜園の準備を始めました。今までは、土を掘って、苗を植えていたのですが、雑草などの管理が大変なので、野菜を植える花壇を作ることにしました。板などの材料は、近くの、ホームセンター、Home Depotから購入しました。洋書:From Seed to Skilletでは、スプリンクラーという、お水の管もついた花壇の作り方が紹介されていたのですが、うちの主人は、アメリカ人には、珍しいくらい、大工仕事の経験がない人なので、日本の木製のみかん箱を大きくしたような、単純な箱を作って、土の上にのせる予定です。
作業をしていたら、お隣の方が、種から育てたという、トマトの苗を下さりました。お隣は、オーガニックの食べ物にこだわっているということで、毎年、種から野菜を育てています。こちらのトマトの苗も、2月に種をまいて、室内で、ここまで育ったということです。
こちらは、おまけですが、昨日、急にとても暖かくなり、庭の桜の花が、一気に開きました。
これから、本格的な、園芸開始です。

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