2012年3月23日金曜日

洋書雑誌:Backwoods Home

ウェブサイト:www.backwoodshomeドットコム

アメリカ人の方とお話をしてびっくりすることの一つに、子供時代は、Laura Ingalls Wilderの描く、大草原の小さな家のような生活を、実際に経験したんだ、というような方が、いらっしゃることで、それが、全く、昔の話になっていなくて、今では、電気とか、水道、電話などが引かれているかと思いますけど、大草原の一軒屋での自給自足に近い生活も、結構残っているような。私は、コロラド州の町中で、生活しているのですが、コロラドでも、場所によっては、大草原の小さな家のような生活も健在です。大草原の小さな家のお話を読むと、労働というのは、夏の間、野菜などを育てて、冬を越す準備をすること、と、いう感じがするのですが、自分に必要な食べ物を確保するということは、ものすごく、基本的な生活の部分なんだ、と、思うようになりました。私が住んでいるコロラドは、冬の間雪が降っても、次の日は、晴天ということが多くて、雪もすぐとけて、雪に閉じ込められるということはないのですけど、コロラドで売られている野菜や果物は、カリフォリニアなどの他の州から運ばれてくるものが、ほとんどなので、雪が降って、道路が閉鎖されたりすると、トラックがこなくなり、スーパーの野菜売り場などが、空っぽのようになってしまいます。今年は、一度ぐらいあっただけですが、未だに、うっかりしてしまって、あっ、しまったという感じでした。食料に困るということはないのですけど、こんなことがあると、お店が近くにあっても、食べ物が手に入らないということもありえるんだな、と、少しは、生活の中に、自給自足の部分を取り込んだ方がよいのかなという気持ちになります。
そんなこともあり、洋書雑誌:Backwoods Home Magazineに、目を通してみました。こちらの雑誌は、使われている紙からして、普通の雑誌のツルツルのものとは違って、質の良いわら半紙のような紙で、素朴な感じです。サブタイトルが、Practical ideas for self-reliant livingという通り、現代版の大草原の小さな家のような生活のhow toの情報を掲載していて、食料の瓶詰めの仕方、自家製パスタやパンの作り方など、お料理に関すること、温室の作り方などの野菜作りに関すること、屋外で調理ができる道具、自分で木材を作ることから始める物置小屋の作り方など、実用的な内容で、Ask Jackieという、Jackie Clayさん(女性)へ寄せられる読者からの質問に答えるコーナーの質問も、採れすぎた生の卵は、どうやって保管したらいいですか?メイプルシロップの瓶詰めは、どうしたらいいですか?栗の実の瓶詰めは、どうしたらいいですか?というような質問です。あまってしまった生卵は、殻から、黄身と白身だけをだして、冷凍して保存するとよいとのアドバイスなのですけど、皆さんは、卵が冷凍保存できるって、ご存知でしたか?私は知らないことばかりですけど、今年の夏は、野菜や果物の瓶詰めを試してみたいなと思っています。
2-3年前に、おいしいと思った桃の種を植えて、ここまで、大きくなりました。実がなるようにするには、もう一本植えなければいけない品種だったりするかな?と、頼りないところですが、コロラドでも、桃が育つので、いつかおいしい桃がたくさんなるように、育てていきたいです。

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