2012年1月3日火曜日

ダイアナロス


昨日、私にとっては、アメリカ、イコール、ダイアナロスというくらい、ダイアナロスの歌が大好きだったとお話しましたが、父が、犬のぬいぐるみの中にラジオの機能が入っているという、おもちゃのようなラジオを買ってきてくれて、ラジオのチャンネルをぐるぐる回して遊んでいる時、Far East Networkにあたり、全く意味の分からない英語が流れてくることに、なんだろう?みたいな感じだったのですが、このFar East Networkを通して、Supremesのリードシンガーだったダイアナロスの歌声を初めて聞きました。Supremes時代のStop! In the Name of Loveから始まり、Marvin GayeとのデユエットのYou Are Everything、Do you know?のでだしが印象的なマホガニーのテーマ、Aint’ No Mountain High Enough, Touch Me in the Morning, The Boss,と、ずっと、ずっと、ダイアナロスの歌声に魅せられてきて、いつも、ダイアナロスの歌にドラマを観る思いがして、今でも、ダイアナロスの歌を聴くたびに、やっぱり、ダイアナロスが、一番と思っています。

もう何年も前になりますが、カリフォルニアに住んでいた頃、ダイアナロスのコンサートが開かれる!ということで、主人が、私に内緒で、劇場の方に頼んで、一般の方へのチケットの販売とは別に、一番前のど真ん中の席を、私のために用意してくれていました。ダイアナロスは、調度、アルコール中毒の問題があった時期のようで、ショーが、キャンセルされてしまって、私にとっては、幻のショーになってしまったのですけど、不思議と、なんていうのでしょう。実際に観る機会はなかったのですけど、ダイアナロスのショーを実際に、まん前で観た様な。本当に、一生に一度のショーに、出かけることができたような。ダイアナロスのショーに行くんだという気持ちで、胸がいっぱいになってしまって、たぶん、キャンセルされた時には、本当に残念で残念でという感じだったはずなのに、今でも、胸がいっぱいという気持ちはそのままです。
アメリカで生活するようになってからは、せっかくアメリカにいるのだから、してみたいことのナンバーワンに、ダイアナロスのショーを、実際に見に行くことを挙げていましたけど、去年、ダイアナロスが、コロラドでショーを開くと聞いても、不思議と、行きたいとは、思わなかったのです。
ダイアナロスが、変わってしまっているかもしれないとか、そんなことではなくて、日本からアメリカは、海の向こうのとても遠い国だった子供の頃に、一人で、レコードを聴いて、不思議な魅力に魅せられていたダイアナロスは、やっぱり、私にとっては、とても特別で、今でも、一人でCDを聞くと、子供の頃と同じように、不思議な魅力に包まれてしまいます。そして、思ったのですけど、こんな風に、CDを通して、子供の頃と同じように、一人で、ダイアナロスの歌声だけに浸れるというのも、私にとっては、とても特別なことで、そんな時間を過ごせることを、とても大切に思っています。それだけ、ダイアナロスの歌声に、魅せられているということなのですけど。

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