2012年1月24日火曜日

洋書:Betsy Ross Story of Our Flag


スリフトストアーで、添付しているお人形を見た時には、日本のビンテージのフランス人形なのかと思ったのですが、韓国製のBradley社のElegant Dollsという種類のお人形で、こちらのお人形には、Miss Patriotという名前が付けられています。Bradley社は、1954年から、こういったお人形を製造して、アメリカで販売していたようですが、1984年に、Hasbro社が、Bradley社を買収して、製造されなくなったようです。ビンテージのコレクタブルとして、集めていらっしゃる方もいるようです。私は、日本から持ってきた、私の子供の頃の、フランス人形が、手元にあるのですが、こちらのBradley社のお人形、背の高さも同じで、素材も同じようで、感じがそっくりです。韓国製というステッカーとBradley社のタグがなかったら、日本のフランス人形だと、思ってしまいそうです。
そして、それとは別に、こちらのお人形を見た時に、Betsy Rossをモデルとしたお人形かなと思いました。Betsy Rossについては、ご存知ですか?最初のアメリカの国旗を作った女性です。こちらのお人形が持っている旗には、現在のアメリカの国旗と違って、13個の星が輪になっています。Betsy Rossは、1752年、フィラデルフィアの生まれで、結婚後、家具に布を張る家業を営んでいて、お裁縫が上手ということで、有名で、アメリカが、イギリスから独立しようと戦っている最中、General George Washingtonが、Betsy Rossの元を訪ね、当時、13のColoniesが、共に戦っているシンボルを描く旗のデザインを示し、Betsy Rossの、六つの角のある星ではなく、五つの星の方が、布地をむだにしなくてすむということと、正方形ではなく、長方形の方が、風になびいた時に見栄えがよいという意見を取り入れて、Betsy Rossに、初めての国旗の制作を依頼したということです。そして、Betsy Rossは、赤と白のストライプの布合わせて13枚に、青い布に13の白い星という旗を、手縫いし、1776年7月4日のアメリカの独立後、1777年6月14日に、Betsy Rossの旗が、正式に国旗として採用されたということです。星の部分は、州の数を表しているので、時代とともに、数がちがっています。アメリカも、13のColoniesから始まったということで、結構、小さな国だったのですね。Betsy Rossについては、1740年に建てられた、Betsy Rossの家が、そのまま保存されていて、見学もできるようになっています。

アメリカでは、公共の施設などでは、国旗と州の旗がなびいていたり、祝日には、一般のお宅や町の街道などでも、国旗が立てられたりします。
私は、日の丸の旗の歴史など、全然、学ぶ機会がなかったのですが、最近では、どうなのでしょうか?Betsy Rossの本を読んで、初めての日の丸の旗など、保存されているのかな?と、思いました。

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