2012年1月16日月曜日

洋書絵本:Beauty and the Beast



洋画DVD:Disney’s Beauty and the Beast
&
洋書絵本:Beauty and the Beast by Jan Brett

デイズニー映画、Beauty and the Beast(美女と野獣)は、ご覧になったことがありますか?私は、日本にいた頃から、デイズニー映画が大好きで、白雪姫とかシンデレラなど、大人になっても、観に行っていたのですが、1991年頃、アメリカの映画館で、Disney’s Beauty and the Beastを、観ました。歌も、物語も、映像も、大好きな映画です。アメリカでは、最近でも、Disney’s Beauty and the Beastは引き続き人気があるようで、ミュージカルでも、上演されています。私は、2年ぐらい前だったと思うのですが、身体障害者の俳優さんのグループのミュージカルの上演を観にいったことがあります。身体障害者の方は、なかなか、障害なしの俳優さんに混じって、ミュージカルの役につくのは難しいということで、身体障害者の方だけで、結成されているPhysically Handicapped Actors and Musical Artists Leagueというグループがあるのですが、大きな劇場で公演も行い、迫力のある演技です。私が観たDisney’s Beauty and the Beastでは、主役のBelleを演じた女優さんは、足が不自由なようで、歩くと体が揺れるような感じでしたが、とても澄んだ歌声で、映画Disney’s Beauty and the Beastで聞く、Belleの歌声とそっくりでした。音楽を専攻した方に、練習などで、いつもものすごく大きな音を聞いているので、難聴になってしまう方が多いとも、お聞きしました。話が、すこし逸れてしまいましたが、私は、Disney’s Beauty and the Beastを最初に観たので、Beauty and the Beastは、デイズニーが、映画のために作り出したお話なのかと思っていたのですが、昔からあるfairy taleお伽噺で、デイズニーは、お話をちょっと作り直して、映画にしたのですね。今日ご紹介する、著者兼イラストレーターJan Brettによる、Beauty and the Beastは、1989年に出版された絵本なのですが、同じように、昔からあるfairy taleを元に、retold,作り直されたもので、デイズニー版とは違った、物語となっています。こちらの絵本の主人公、Beautyは、青い目の金髪の若い女性で、昔裕な商人であった父と、お姉さん二人と、苦しい生活を送っているのですが、昔行方不明になってしまった商船が港に着くということで、お父さんが、出かけて行き、帰路、森の中で、Beastのお屋敷にたどり着くということから、お話が始まります。Beastは、いのしし、元のお手伝いさんなどは、色々な動物の姿に変えられています。お父さんの代わりとしてBeast の元に行ったBeautyは、一度家に戻り、自分の意思で、Beastの元に戻るのですが、人々が、容姿ばかりを重視していることに、fairyが不満を持って、皆を動物の姿に変えてしまい、Beastの、容姿に関わらず、結婚するという女性が現れることで、魔法がとけて、もとの姿に戻れるというお話となっています。容姿にばかりとらわれてはいけないとか、容姿で人を判断してはいけないとか、そんなテーマなのでしょうか。Beautyによって魔法がとかれたBeastは、ハンサムな王子様に戻り、二人は結婚し、一生幸せに暮らしましたというハッピーエンデイングです。
ここで、きれいだった若いプリンセスが、元の姿に戻らず、そのままogreのままでハッピーエンデイングという、思いがけないエンデイングが好きな、映画のShrekのを思いだしたのですが、こちらの、Beauty and the Beastでは、やはり、ハンサムな王子様になるというのが、いいのでしょうか?皆さんは、どう思いますか?

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